This urushi was made by a famous Kinto lacquerware store, Tokyo.
Short exerpt
きん藤漆器店(日本橋2丁目)
初代創業はさだかではありませんが、弘化2年(1845)頃埼玉から江戸へ出て、当時日本橋通南2丁目付近の横丁通称19文横丁に店を出しているうちに近くの太物商(反物)近江屋を譲り受けて屋号を、近江屋の近と小林藤右衛門の藤とを組合わせて「近藤」と名乗りましたが「コンドウ」と間違えられるところから、明治40年に「きん藤」と改めて漆器専門店に専念し、表通りに面して店舗を構え、神奈川・埼玉・千葉など近県にも積極的に販路を拡張して財をなしました。
大正の震災後昭和4年に近代的な鉄筋5階建のビルを新築し、1階は一般漆器、2階は有名作家の作品等高級漆器を陳列し観賞や商談のロビーとして使用していたが、昭和20年3月の空襲で罹災し21年に福井市の加藤氏に譲渡して廃業しております。
From 明治百年「東京漆器の歩み」
This urushi is a part of the bigger set.
Column on the left reads
彰仁親王 https://en.wikipedia.org/wiki/Prince_Komatsu_Akihito
日本赤十字社 - Japanese Red Cross Society